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物事は逆である場合が多い

私自身がこれまで多くの人たちと
関わってきて気が付いたことは、
人がよく口にする耳当たりが良い
言葉や目標に掲げていることは、
実際には今現時点においてその人
自身がその境地に達していないと
いうことです。

その理由は、当たり前にできている
ことであれば人は意識したり、
目標に掲げたりはしないからです。

簡単な例を挙げてみると、
「お金持ちになりたい」と口にする
人は、今はまだ満足いくお金を得る
ことができていないから、将来の
目標を掲げているわけです。

これと同じように、「人を大切にする」
とか「人に対してリスペクトの気持ちを
持って接する」といったことをよく口に
している人が居たとしましょう。

一般的にはその人のことを、人を大切に
する人だとか、人に対してリスペクトの
気持ちを持って接する人だと考えることが
多いでしょうが、そうでない逆の場合で
あることがよくあります。言っている
ことと、やっていることが伴っていないと
いうことです。

皆様は、そのような経験をされたことは
ありませんか。行動は嘘をつけません。
そう考えると、人の言葉だけを鵜呑みに
してしまうと判断を見誤ることが多いため、
物事は多方面から見極めることが必要に
なるでしょう。