全体とディテール(詳細)を交互に見る
こんばんは。濵本です。
有難いことに新築工事もリフォーム工事もご依頼が増え、
走り続ける毎日を送っています(*´ω`*)
本当にありがとうございます。
さて、今日は学生時代に建築家の先生に言われた言葉で、
20年近く私の頭に残っている言葉をご紹介します。
学生時代、設計課題が中々まとまらずに頭を悩ませていた時の言葉です。
『ええか! 全体とディテールを交互に見るんや!
その2点を何回も何回も素早く往復するんやで~!』
設計課題の全体(大枠)を正確に捉えるのはもちろん、
デザイン等の詳細もキチンと考えないと作品としての
精度は上がりません。
全体ばっかり見ていると、何だかふわっとした印象のモノになってしまうし、
細かい所ばかり見ていると、全体を正確に捉えることができず、
何が言いたいのかが分からなくなってしまうのです。
これって学生時代における建築の設計課題においては
作品の精度を高めるための意味になりますが、
大人になって日々仕事をしていく上で、
常に頭に置いておくことが凄く重要なことだな~と思っています。
家の設計業務はもちろん、工事の管理、人材の教育や管理など全てにおいてです。
工事の管理については、目の前の職人さんのことだけ考えてしまうと、
全体の工程に支障が出てしまったり、絡みのある他の業種の方の仕事が
やりにくくなってしまったりします。
人と接する時もそうですよね。
目の前の事だけ追ってしまうと、意図しないところで、
人間関係がうまくいかなくなってしまうこともある。
だから私は、この学生時代の時に聞いた言葉、
『全体とディテールを交互に見る!』を常に頭においています。
更に、「いかに素早く自分の思考を行き来できるか!」がポイントです!
お勧めの言葉なので、頭に置いてみてくださいね(^^)/