全てを言わない
人は多くの場合、物事を自分自身の都合の
いいように解釈したり、想像します。
見たり聞いたり受け取った情報から、
ということは・・・こうだろう!
こうあって欲しい! そうあって欲しくない!
といった個人的な希望や感情が働くからです。
同じ情報を同じように受け取っても、
その解釈や見えている景色が人それぞれで
異なるって面白いと思いませんか!?
例えるなら、あなたが好きな人やモノを
想像している時と同じです。
様々な情報が手軽に自分自身で入手できる
今の時代、多くを与え過ぎるから、本当に
必要な情報やメッセージが与えられなく
なっているのではないか!? と感じることが
よくあります。
言いたいことや伝えたいことの全部や多くを
あえて表現せずに、逆にサラッとまたは
チラッと表現することで、その情報を受け
取った相手が、自分自身の都合のいいように
解釈したり、想像するといった作用こそ、
その相手に一番合った情報提供になることも
少なくありません。