ひとつのことを極める大切さ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は年始から能登半島地震や航空機事故、
北九州市の火災といった衝撃的な出来事が
続いて不安な気持ちを抱かれている方も
多いと思います。

被災された方々へは心よりお見舞い申し
上げると共に、一日も早く平穏な生活が
戻ることを心から願うばかりです。
私自身もできる限りの協力ができればと
考えています。

新年最初は、私が最近よく思う
「ひとつのことを極める大切さ」について
考えてみたいと思います。

ひとつのことを極めるとなると、極めたいと
思えるほど好きとか、熱中できることに
出合う必要がありますが、実は最初から
そのようなものを持っている人は存在
しません。

子どもの時から始めたサッカーや野球で
あったり、社会人になって任せられた仕事で
あったり、何かのご縁があって与えられた
ことをまずは興味を持って、一生懸命に
チャレンジしてみることがその第一歩です。

なぜなら、それが天職に巡り合うための
最も近道だからです。仮にそれを
しなかったら、その与えられた物事の先に
経験できたはずの楽しさややりがいを知る
こともなく、新しいことを求めるように
なり、経験の機会を逃しただけでなく、
次もまた何かの言い訳をして逃げるように
なる負のルーティンに陥ってしまいます。

実際、スポーツや仕事において成功して
いる人は、ひとつのことを極めた人に
他なりません。ただ、成功している人も、
その時の境地で更にその先を極めようと
するようになるのでずっと終わりは
ありませんが、それを追い求めること
こそが、人を行動させる原動力や
生きがい、成長につながるのでは
ないでしょうか。