ないものねだり
「人はないものねだり」とはよくいった
もので、自分よりも、他人のモノや状況が
よく見えてしまうことってありますよね。
他人の家庭や仕事が良く見えたりする
ことって経験ありませんか!?
これは、自分自身の状況が良い時も、
そうでない時にも付きまとうものです。
例えば、大金を手にして毎日豪遊したと
しても、それが日常になってしまうと、
非日常が味わいたくなるでしょう。
今という現実を手に入れたらまた、
今ない新たなモノや経験を手にしたいと
いう欲求が作用するからです。
逆に、手に入れている時には気付かなくて、
失ってから気付くモノもあります。
いずれにしても、ないものねだりです。
そう考えると、人の欲求には終わりが
ないから、どの境地に至っても満足し
続けるということはないのでしょう。